
2月16日にナディッフで開催された
森山大道氏と聞き手、長澤章生氏によるトークショーへ行ってきた。
森山氏の写真誌「
記録 第6号」出版を記念して開催されました。
私は初めて生で森山氏を見たのだけれど、とってもカッコよかった。
丸首の黒い長袖Tシャツに黒い細身のパンツ。
黒地に白のピンストライプのジャケットに黒い靴、と黒尽くめ。
話の内容はこれまでの森山氏の著作の中で述べられていることがほとんどだったけれど、
私が感銘を受けたのは、
写真は記録であり、それは芸術写真にしてもカメラによる記録という点で同じだ、
といった内容のお話です。
この言葉をきいてなんだかとても気が楽になった、というと大げさなんだけれど
写真って考え出すとよくわからなくなってきていたのでとても心に響きました。
3月からヨーロッパを巡回する大きな回顧展があること、6月(7月だったかな?)にハワイの写真集が出ることと、
その次の月にももう1冊出るとのことでますます楽しみです。
トークショーの後サイン会があったのですが、まるで書道みたいに
一人一人に丁寧にサインをされていました。
とても几帳面な方なんだなーと感じました。