「
横浜写真アパートメント」の続報です。
北仲WHITEという建物は、もともと貸し事務所ビルをアーティストに表現の場として開放していたのだそうだ。
だからそれぞれの部屋の壁には様々なアーティストのペインティングがなされている。
今回の写真展では、そのペインティングはそのままにして
写真が展示されているところがオモシロイ。
予め写真家の人にどの部屋で展示したいのか希望を聞いたそうだ。
だからなのかかなり個性的なペインティングがバックにありながら、
写真との不思議なコラボレーションになっていた。
ほとんどの写真は額装ではなく、洗濯物のように吊るされていて、
古ぼけた建物とマッチしていた。
赤い糸で写真が吊るされた部屋もあった。
また写真の下にはペットボトルに生けられた薔薇が飾ってあって、
ほのかによい香りが漂っていたし、窓から入ってくる風が心地よいのだった。
とってもリラックスできて居心地のよい写真展だった。
レトロな部屋のディティールはつい写真に撮りたくなるし、実際たくさんの人が写真を写していた。
見に来た人が会場で写真を撮りまくる写真展も珍しいだろう。
そしてデジタル一眼を手にした写真女子の多さにもビックリ。
来年も是非開催して欲しいと思った。